Operaボイコット?
うーん、意味が不明だ。
裁判所を通じて訴えることがアンフェアだと言うのら、MSがNetscapeにしたことや、IE6を放置してWebの発展を妨げたり、IE7やIE8のようなヒドイブラウザをリリースするとか、Openな仕様に従わないというのはアンフェアでないと言い切れるのだろうか?
仮にOperaが自社のブラウザのシェアを伸ばすためにやっているのだとしても、メーカーがデフォルトブラウザとしてOperaを選んだり、何も知らない一般ユーザがあえてOperaをインストールするなんてことはありえないので、IEがOSにバンドルされなくてもOperaのシェアが増えるなんて予想は難しい。
今の世代のブラウザでIEが機能的に劣っているのと、メーカーがブラウザをインストールしないでマシンを売り出すとは思えないので、ユーザはよりマシな選択肢を手にすることになり確実にユーザにはメリットがあるわけで、いったい何が問題なんでしょう?
Operaをボイコットしろと言ったところで元々少ないシェアが減るはずも無く、結果としてOperaを宣伝していることになるし、仮に本当にIEが良くできたブラウザならユーザはIEを選択するはずなのでボイコットを呼びかける必要もない。
そう考えると、MSがお金を握らせてやらせているのでは?とか思ってしまうけど、それは機能や性能で対抗できないから汚い手を使ってると負け犬根性を認めるようなものだから、さらに意味不明になる。
もし本物の「Windows支持者」なら、OSの独占を利用しなくてもフェアに競争して選んでもらえるようなブラウザをリリースするようMSに訴えるべきでボイコットとか恥ずかしい上に逆効果な事は止めさせたほうがいい。
せっかくIE8ではFFやOperaにはだいぶ劣るもののユニークでちょっとはましな機能を実装できたのにこんなんだと台無しだよね。